1997年と2007年の雇用状況を比較し、正規雇用と自営業の減少、非正規雇用631万人増加を示す労働市場分析イラスト
1997年と2007年の雇用状況を漫画で解説し、正規雇用422万人減、自営業343万人減、非正規雇用631万人増を示す労働市場分析イラスト
厚生労働省の労働市場分析レポートをもとに、1997年から2007年にかけて正規雇用・自営業が減少し、非正規雇用が大きく増加した背景を漫画形式で解説。

【概要】

厚生労働省がまとめた労働市場分析レポートによりますと、非正規雇用が631万人も増加していることがわかりました。具体的には以下の通りです。

1.全体の就業者数がピークだった1997年と2007年の状況を比較した結果、正規雇用が422万人、自営業が343万人ともに減少していました。一方、非正規雇用が631万人も増加していました。

2.正規雇用の減少が目立つ産業は、製造業で、1000万人から744万人へ256万人減少していました。

3.非正規雇用の増加が著しい産業は、卸売・小売・飲食店、サービス業となっています。

【意見・感想・解説】

今回は、厚生労働省による分析レポートについて取り上げさせていただきました。非正規雇用の増加が著しいですね。

様々な要因が、考えられますが、長引く不景気の中、企業の人件費の抑制が大きいと考えています。ただ、景気が回復しつつありますので、少しずつ正規雇用の流れに進むのではないかと考えています。

これから大切なことは、これまでは、会社側が労働者を非正規・正規と選択していた傾向が強いですが、これからは労働者側が非正規・正規と働き方を自由に選ぶ側になるということです。

そのためには、労働者が、社内外問わずどこでも通用する能力、すなわちエンプロイヤビリティを高める必要があります。そのためには、自助努力が大切になりますが、これからは頑張った者が報われる社会に進むものと思われますので、エンプロイヤビリティを高めて欲しいと思います。