高年齢者の継続雇用における課題を話し合う企業担当者と、体力差・若年者採用・処遇決定に悩む様子を描いたイラスト
高年齢者の継続雇用における課題について、能力や体力の個人差による雇用リスク、若年者採用の抑制、継続雇用後の処遇決定の難しさを解説する会話形式のイラスト
東京都の実態調査では、高年齢者の継続雇用に関する課題として「能力や体力に個人差が大きい」が48.2%で最多となり、若年者採用の抑制や処遇決定の難しさも挙げられています。

【概要】

東京都は、高年齢者の継続雇用に関する実態調査を取りまとめました。具体的には以下の通りです。

1.高年齢者を雇用することによって生じる課題としては、「能力や体力に個人差が大きく、会社にとって雇用に伴うリスクが大きい」が48.2%と最も多くなっています。

2、次いで「若年者の採用を抑制せざるを得ない」が36.4%、「継続雇用後の処理の決定が難しい」が30.8%となっています。

【意見・感想・解説】

今回は、高年齢者の継続雇用に関する実態調査について、取り上げました。

確かに、高齢者は、加齢に伴い、体力が落ちて、怪我もしやすくなりますので、安全上のリスクが大きいことは理解できます。例えば、重量物を持ち上げようとすると腰を痛めてしまうといったことも考えられます。

従って、必要に応じて安全上の教育や機械設備の導入、働き方の見直し等を通じて、こうしたリスクをできる限り回避することが大切になります。

それから、若年者の採用については、確かに人件費の観点から、難しい面もあります。しかし、長期的な視野にたちますと、事業の継続や活力の観点から、若い人材を採用して育成することは、とても大切になりますので、この点、適切に対応する必要があると考えます。