
【概要】
ある旅行事業を行う会社では、社長が内定通知書を内定者の自宅に行き、手渡しています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.この会社の理念は、「人生に残る思い出をプレゼントする」です。
2.この理念に基づき、内定サプライズをしています。この内定サプライズとは、採用選考に合格した学生らに対し、社長が自ら突然、自宅などを訪れ、内定通知書を手渡すものです。サプライズですので、アポなし訪問です。
3.ある社員の母親は感動して、内定通知書を額縁に入れて飾っています。
4.内定通知書を受け取った後に辞退した人は、ほとんどでず、社員の定着率も高くなっています。
【意見・感想・解説】
今回は、社長が内定通知書を内定者の自宅に行って、手渡しする制度を取り上げました。
とても、すごいですね。確かに、これは多大な効果を得ることができます。会社は社員のみならず、社員の家族からも会社に対して良い感情を抱いてもらうことが、大切になります。
社員の家族が会社に対して、良い感情を抱けば、社員との間で何かあったっときも、会社に対して、一定の理解を示してくれることにつながります。従って、トラブルの未然防止に寄与します。
また、社員の家族が、会社に良い感情を抱けば、自分の親戚等を会社に紹介してくれるかもしれません。採用にもプラスに働きます。
もっといえば、社員の家族がお客様になってくれたり、お客様を紹介してくれるかもしれません。いわば、営業してくれることにもつながります。
そして、今回は内定辞退の防止です。社長が自宅に行って、親御さんの前で「おめでとう」と行って、内定通知書を渡されたら、さすがに辞退という気持ちにはなれません。親御さんは、むしろ会社のファンになりそうです。
このように、社員の家族に良い感情を抱いてもらうことは、とても重要です。勿論、本人も、とても気持ちがいいでしょう。とても、参考になる事例です。


