過重労働対策として産業医面接や安全衛生委員会を活用し、メンタルヘルス不調を予防する職場のイメージ
過重労働で疲れた従業員に産業医面接や看護師の健康相談を案内し、メンタルヘルス不調を予防する職場支援の漫画
長時間労働者への産業医面接や看護師による健康相談は、残業の平準化や職場の安心感づくりにつながります。

【概要】

メンタルヘルス問題を未然に防止する観点からは、過重労働対策が重要になります。

そこで、今回も過重労働対策事例について解説します。今回は、安全衛生委員会、産業医等の活用について解説します。さて、これらに関する事例は以下の通りです。

1.一定の長時間労働者は申出の有無に関わらず、産業医の面接
平成14年5月より時間外・休日労働が1ヶ月100時間以上の労働者、2ヶ月平均で80時間以上の労働者に対し、申し出の有無にかかわらず産業医の面接を実施しました。

そして、平成19年10月からは、さらに時間外・休日労働が1ヶ月45時間を超え、100時間以下の労働者で希望する労働者に対しても、産業医の面接指導を実施する制度を導入しました。

その結果、面接の適宜実施による本人への指導のほかに、その管理者に対する長時間労働の抑止プレッシャーともなっており、残業の平準化促進や、作業効率の改善等に多少なりともつながっています。

2.看護師を採用し、健康診断関連業務、健康相談、健康ニュースの発行を担当

平成16年4月に当社条件に合う看護師を採用し、健康診断関係の一連の業務(健診の計画から保健指導)、月4回の健康相談日、月1回の健康ニュースの発行などを担当してもらうことになりました。

労働者の大切にされているという安心感、健康相談できる場があるという安心感につながりました。

次回も、過重労働対策について説明します。