
【概要】
ある仏壇等を販売する会社は、年休消化者に対して休暇を追加する制度を設けています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.この会社では、売上成績が良い社員を分析したところ、残業がなく、年休の取得率が高いことがわかりました。
2.こうしたこともあり、年休については、100%達成を目指しましたが、社員より、「病気等もしものときのために備えて、全て使いたくない」の声が上がっていました。
3.そこで、付与日の1か月前に年休取得率が100%になることが見込まれる社員については、勤続年数が5年以上の場合は2日、それ以外は1日付与することとしました。
4.これにより、100%の取得率が達成できました。
5.休みたいときに休めるために、社員の多能工化を推進しています。
【意見・感想・解説】
今回は、年休消化者に対して休暇を追加する制度について取り上げました。
優秀な社員の行動を確認して、制度を導入したことが特徴的です。まさに、コンピテンシーモデルですね。コンピテンシーとは、「活躍する人が特徴的に持つ行動や考え方」です。
今回は、この会社の優秀な社員(いわゆるハイパフォーマー)を分析し、行動・考え方をコンピテンシーモデルとして整理したところ、残業が少なく、年次有給休暇の取得率が高い点が把握できたことが特徴的です。そして、こうした点を他の社員にも適用することで、ハイパフォーマーを増やす狙いです。とても合理的な対応だといえます。
また、休みやすくするために、多能工化も推進しています。こうした点も、とても参考になります。









