
【概要】
ある精密部品加工会社では、親子参観制度を導入しています。いわゆる、「オフィス・ファミリーデー」ですね。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.新入社員は、ジョブローテーションでさまざまな業務に触れ、全体像の把握を行います。
2.参観日には、新入社員自らが親に対し、自社の事業内容や工場の設備について説明を行います。
3.オフィス見学の後は懇親会を開き、社員とその親、経営陣たちが交流を行い、コミュニケーションを深めるようにします。
4.参観を通じて、会社側の考えもしっかり伝えることで、社員の親から応援してもらえるようになりました。親子参観を開始する前に比べ、離職者が大きく減少しています。
【意見・感想・解説】
今回は、新入社員向けの親子参観制度を取り上げました。
子供の頃、学校に授業参観で親が来ていたことがありましたが、そちらの社会人版ですね。
親にしてみれば、自分の子がどのような会社で勤務しているのかは、とても興味深いものがあります。
こうした取り組みを通じて、業務内容や会社の人たちを新入社員の親に理解してもらうことにより、離職率が実際に低減しているので、効果が出ているといえます。
会社は、社員の家族を意識していくことが大切と考えています。なぜならば、いざというときに社員の家族が会社の味方になってくれることが期待できるためです。その結果、社員の離職率の低下や、労使間のトラブル防止にもつながります。
さらにいえば、社員の家族が自社商品を購入し、お客様になってくれることも考えられますし、良い人材を会社に紹介してくれるかもしれません。
無理のない程度でよいので、今回のような社員の家族を巻き込む制度を設けることをお勧めします。









