堺市教育委員会が市立中学校の男性教頭をセクハラで停職処分とし、教諭へ戻す分限処分を行ったニュースのアイキャッチ画像
堺市の市立中学校教頭が懇親会で女性に接触し、セクハラ相談後に調査を受ける様子を描いたアイキャッチ画像
堺市教育委員会は、市立中学校の男性教頭が懇親会で女性の腕や太ももに触れ、不適切な発言をしたとして、停職1カ月と教諭への降任処分を行いました。

【概要】

堺市教育委員会は、市立中学校の男性教頭を、セクハラで停職1カ月の懲戒処分にしました。また、教諭に戻すという、分限処分にしました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この男性教頭は、職場の懇親会で女性の近くに座り、女性の腕を触り、太ももに自分の手をのせました。

さらに、女性に「なんでマスクしていたん。もっと前からこんな美人な顔見せてくれんと」などの発言もしました。そのうえで、顔を近づけて、女性をじっと見つめました。

2.女性が校長に相談して、この件が発覚しました。

市教委の調査によると、教頭は、「酩酊して記憶が断片的にしかない」としつつ、行為を認めました。

【意見・感想・解説】

今回は、懇親会でのセクハラについて取り上げました。

酩酊していたとのことですので、いわゆる飲みすぎて自制心が失われ、セクハラをしたというパターンです。

これまで、男性スポーツ選手、男性芸能人等もお酒を飲みすぎて、女性にセクハラをして人生を大きく狂わせたケースが出ています。

懇親会で親睦を深めることは良いことですが、飲みすぎはいけません。

今回も、停職のみならず、教頭から教諭に戻すこととなり、人生に悪影響が出ています。くれぐれも飲みすぎには気を付けましょう。

ハラスメント対策研修のご案内

今回の事例は、懇親会という業務外に見える場面であっても、立場や関係性によっては重大なセクシュアルハラスメントに発展し、本人の処分だけでなく、職場全体の信頼低下にもつながることを示しています。特に管理職には、日頃からハラスメントの基礎知識を正しく理解し、飲酒の場も含めた言動のリスクを認識することが求められます。坂本直紀の研修では、実際の事例をもとに、ハラスメントの判断基準、管理職としての注意点、相談を受けた際の対応方法まで、実務に即して分かりやすく解説しています。管理職研修、全社員向け研修のいずれにも対応可能ですので、ぜひご活用ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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