
【概要】
ある高校の野球部の部員たちが、監督の退任を求めました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.監督を務める男性教諭が、部員への暴言などのパワハラ行為があったとして、昨年、懲戒処分を受けました。この教諭は、今年に入って監督に復帰しましたが、その後も部員に対して「クソ、バカ、死ね!」などの暴言を浴びせるなど、再びパワハラ行為を繰り返し行いました。
2.22名の部員たちが、監督の退任を求める要望書を学校側に提出しました。
3.学校側は、臨時の保護者会を開き、監督の退任と野球部の休部について説明しました。現在、部員4人が退部や休部の状況に追い込まれています。この監督は、2年前に同野球部を甲子園初出場に導いた実績があります。
【意見・感想・解説】
今回は、学校でのパワハラについて取り上げました。監督がパワハラで懲戒処分を受け、半年で復帰後、再度パワハラで部員数名の退部や休部となる異常事態です。
この監督は、部を甲子園に初出場させた手腕への自負があり、強い立場、発言力があったと思われます。しかし、パワハラをここまで繰り返したのですから、監督退任は仕方のないところでしょう。
野球部は廃部ではなく休部ですので、時期をみて復活してほしいものです。
それにしてもパワハラはなくなりません。まずは、ハラスメント防止の研修を行い、ハラスメントのリスク、内容等をしっかり理解してもらうことが重要と考えます。
ハラスメント対策研修のご案内
今回のように、強い立場にある指導者・管理職による暴言や威圧的な言動は、本人にその自覚がなくても深刻なパワーハラスメントとなり、職場や組織に大きな損害をもたらします。再発を防ぐためには、ハラスメントの基礎知識だけでなく、なぜ問題が起きるのか、どのような言動が許されないのか、そして適切な指導とは何かを具体的に学ぶことが重要です。
坂本直紀の研修では、ハラスメントの基礎理解にとどまらず、管理職・指導者に求められる言動、感情コントロール、相談対応、職場内コミュニケーションまで、実務に即して分かりやすく解説しています。ハラスメントのない安心できる職場づくり・組織づくりのために、ぜひ研修をご活用ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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