
【概要】
ある農業機械メーカーの従業員らが加入するユニオンが前社長によるパワハラやセクハラが横行していると記者会見しました。このため、損害賠償を求める訴訟の提訴を検討していると明らかにしました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.前社長は就任以降、従業員に「おまえなんか死ね」、「生きている意味がない」などと暴言を吐いていました。
2.女性従業員に性交渉の有無を聞いたり、研修と称して1週間にわたり、複数の女性新入社員とともに女性社員用の寮で共同生活をしたこともありました。
【意見・感想・解説】
今回は、前社長によるハラスメントについて、取り上げました。まだ、係争中であり、どこまで真実かわかりませんが、これが事実であれば、大問題です。
ハラスメントについては、ハラスメント防止に関する規程を作成、研修の実施、相談窓口の整備をしても、トップがハラスメントをしていては、全く意味を有しません。仮に、ハラスメント対策を実施しても形骸化してしまうでしょう。
そもそも、ハラスメントの多くは力関係から生じています。典型的なパターンは、上司と部下の関係です。
社長ともなれば、まさに強大な上司ですから、ハラスメントが発生しやすい面があり、きちんと自己管理していく必要があります。









