ハラスメント対策 解説コーナー

社員研修で得られる多くの気づき

社員研修の重要性および概要

ハラスメント対策の重要性を社員に認識してもらうためには、社員研修を実施することが有効です。 社員研修は、ハラスメントの内容に特化することも考えられますが、メンタルヘルスやコミュニケーション対策についても併せて取り上げてもよいでしょう。

以下に示すのは、弊社のメンタルヘルス・ハラスメント対策研修の概要です。

管理職向けハラスメント対策研修(例)

  1. 日時:○○年○○月〇〇日(研修時間 2時間30分)
  2. 場所:貴社会議室
  3. 対象者:管理職
  4. 内容:
    • メンタルヘルス不調による悪影響
    • メンタルヘルス不調を予防するためには
    • ハラスメントによるリスク
    • ハラスメントと労災
    • パワハラとは
    • セクハラとは
    • マタハラ等とは
    • カスハラとは
    • ハラスメントをしないために
    • ハラスメントにあったら
    • グループ演習
    • 良好な職場内コミュニケーションの推進
    • まとめ

研修の対象者

ハラスメントは誰もが、加害者または被害者になる性質を有していますので、経営者及び全ての社員を対象にするべきです。

また、研修を実施する際には、「経営者・管理者向け」と「一般社員向け」等に区分してもよいでしょう。

研修の方式

[1] 講義

ハラスメント対策に精通した講師による講義により、ハラスメントに関する様々な知識や課題を習得します。

ただし、受け身タイプの講義のみだと、受講している社員の集中力が途切れることもあるため、できれば板書した内容を書き写してもらったり、チェックリストに回答してもらう等の工夫が求められます。

[2] グループ演習(ワークショップ)

社員に当事者意識を高めてもらうため、グループ演習を併せて実施することが有効です。 グループに与える課題としては、例えば「この事例でハラスメントに該当する言動はどれか」、「相談を受けた場合にどのように対応するか」等が挙げられます。

これまで多くの企業にハラスメント対策研修を実施してきましたが、グループ演習は大変盛り上がり、参加者は主体的にハラスメント対策について考え、活発に議論しています。

グループ発表でも熱心に意見を述べており、参加者全員がそれらを貴重な意見として持ち帰ることができるため、研修効果が高い面があります。

[3] フォロー・アップ研修

研修後、一定の期間を経たあとで、ハラスメント対策についての社内の浸透状況をみてフォロー・アップ研修を実施することが有効です。

フォロー・アップ研修の内容については、もしほとんどハラスメントの問題が発生しておらず順調である場合は、簡単にハラスメントの定義を確認する程度にとどめてもよいでしょう。

一方、全く状況が改善されておらず、今後もハラスメントが懸念される状況であれば、最初に実施した研修内容と同じまたは強化した内容で研修を実施し、ハラスメント対策の重要性を繰り返し認識してもらうことが有効です。

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