2012年の岐阜労働局による介護新規事業者への重点監督で、割増賃金や労働時間の法令違反を指導するイラスト
岐阜労働局の介護サービス施設への監督指導結果について、7割で法令違反、割増賃金36.3%、労働時間22.7%の違反状況を説明する漫画
岐阜労働局は介護サービス施設への監督指導結果をまとめ、7割の事業場で労基法関係法令違反が確認されたとしています。

【概要】

岐阜労働局は、介護サービス施設に対する監督指導結果をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.7割の事業場で労基法関係法令違反が見つかっています。

2.24年度に新規事業者を重点に集団指導や個別指導を行う方針です。

3.違反の内容で最も多いのが割増賃金関係で36.3%、次いで労働時間が22.7%でした。

4.労働時間の過少申告による割増賃金の支払い額不足が目立っています。

【意見・感想・解説】

今回は、岐阜労働局における介護サービス施設に対する監督指導結果を取り上げました。

割増賃金関係違反が目立っているとのことで、注意が必要です。監督指導により、指導された内容をきちんと改善し、将来に亘って、法違反が生じないように是正することが大切なのですが、割増賃金については、そうとは限りません。通常、過去に遡及して支払いを命じられることとなるため、社員数が多い企業で多額の割増賃金未払いになっていたら、大変です。

特に新規事業者については、労働法の知識が不足していることが考えられますので、注意が必要です。

このように経営に悪影響が生じるリスクもあるため、割増賃金については優先度を高くして、改善していく必要があります。具体的には、労働時間管理の徹底があげられます。