過重労働対策事例として、経営トップがリーダーシップを発揮し、時間外労働の削減や社員のメンタルヘルス防止に取り組む様子
過重労働を減らすために、社長がトップのリーダーシップを発揮し、方針の徹底や時間外労働の見える化を通じて社員の健康を守る事例
社員の過重労働を防ぐには、社長名で方針を示し、時間外労働の実績を共有するなど、経営トップの本気の取り組みが重要です。

【概要】

メンタルヘルス問題を未然に防止する観点からは。過重労働対策が重要になります。そこで、今回から、過重労働対策事例について解説します。

まず、トップのリーダシップについて取り上げます。トップのリーダーシップは、とても重要なことです。

もし、「1つだけ、社員の過重労働を削減する方法をあげなさい」といわれましたら、「トップがリーダーシップを発揮して、本気で取り組むこと」と答えます。

なぜならば、いくら表面的に過重労働対策として様々な対策を実施しましても運用が形骸化していれば、まるで意味をなさないからです。トップが、何が何でも過重労働は阻止するという熱い気持ちが大切になります。

さて、トップのリーダーシップに関する事例は以下の通りです。

A社:「社長名による取り組み方針を社内LANに掲示」

本店、支店の連携による時短推進委員会により、過重労働対策について社長名による文書にて取組方針を発表しました。このように、社長の強い意志を社内へ周知徹底させることが重要です。

B社:「時間外労働実績をグラフにまとめ、社内会議で公表」

管理・監督者を含め、全社員の月当たりの時間外労働実績を45時間以上、60時間以上の2段階でグラフにまとめ、毎月社内会議で公表しています。その上で、社長から会社の健康重視の考えを述べています。つまり、社長の方針が適切に浸透しているか否か、社内会議の場で確認して、再発の防止に取り組んでおり真剣さが感じられる事例です。

次回も過重労働対策事例を説明します。