過重労働対策事例として、管理者が部下の労働時間を把握し、うつ病対策や職場のコミュニケーション改善に取り組む様子
管理職向けにうつ病対策の書籍を配布し、部下の労働時間確認や残業報告、業務計画表によって過重労働を防止する事例
管理職がうつ病対策への理解を深め、部下の労働時間を日々確認することで、残業削減や職場コミュニケーション改善につなげる事例です。

【概要】

メンタルヘルス問題を未然に防止する観点からは、過重労働対策が重要になります。そこで、今回も過重労働対策事例について解説します。

今回は、管理者の意識改革について解説します。さて、これらに関する事例は以下の通りです。

1.管理職等にうつ病対策書籍を配布
うつ病対策の書籍を会社で購入し、管理職と施工部の所長クラスに配布しました。これにより、全社的に過重労働対策に関する認識が高まりました。

2.管理職による部下の労働時間の把握
リーダー(管理・監督者)による部下の労働時間の把握を徹底させるようにし、日々、チェックをするようになりました。その結果、次のような効果が生じました。

〇残業報告書のやりとりで、リーダーが各人の状況を把握できるようになり、チーム内でのコミュニケーションもよくなりました。

〇チーム内で労働時間計画をつくり、残業時間が全体で減少しました。また、特定の人に偏りがちだった状況も改善されました。

〇管理体制を整えることができたので、月45時間を超える者はめったにいませんが、すぐに対応、改善できるようになりました。

3.管理職の時間の把握
管理職の時間に関して日報を記入させ、工場への入退場時間等のチェックを行うようにしました。これにより、管理職の勤務状態が明確になりました。