
【概要】
青森の公立大学で、学長によるパワーハラスメントが認定されました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.「学長からパワハラなどを受けている」と、複数名の教員から大学に相談がありました。
2.大学が調査を行った結果、学長による複数の教員へのハラスメントを認定しました。
この学長は、本人に理由を言わずに必要のない激しい叱責をし、物を蹴るなどの威嚇行為をしていました。また、合理的な理由の説明がないまま、非常勤講師の仕事を与えないこともありました。
3.学長は、健康上の理由で辞任しました。
【意見・感想・解説】
今回は、学長のパワハラについて取り上げました。
パワハラの典型的なパターンは、上司から部下へのパワハラです。いわゆる力関係です。今回は、学長から教員へのパワハラですから、まさにこのパターンですね。
健康的な理由とは言え、最終的に学長は辞任することになりました。
パワハラは、被害者にとってつらく大変なことですが、発覚すれば、行為者もこのように大変なことになります。
パワハラにより、人生を狂わされるのは、被害者だけでなく行為者も該当します。パワハラなどしないように注意しましょう。
ハラスメント対策研修のご案内
今回の事案のように、組織のトップによる威圧的言動や不当な扱いが問題になると、職場全体の信頼関係が損なわれ、被害を受けた職員だけでなく、組織運営そのものにも深刻な影響が及びます。ハラスメントは、発生後の対応を誤ると、企業や法人の信用低下、職場環境の悪化、人材流出、メンタルヘルス不調など、さまざまなリスクにつながります。
坂本直紀の研修では、パワーハラスメントをはじめとする各種ハラスメントの基礎知識だけでなく、管理職として注意すべき言動、適切な指導との違い、相談を受けた際の対応方法まで、実例を交えながら分かりやすく解説しています。管理職・教職員・役員層の皆さまが、ハラスメントのない職場づくりに向けて具体的に行動できる内容です。
ハラスメント防止を実効性あるものにするために、ぜひ研修をご活用ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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