喫煙所で火の付いたたばこを部下に近づける上司と、不安そうに見守る社員たちを描いたパワハラ問題のイラスト
喫煙所で火の付いたたばこを近づけられた男性社員が、うつ病による休職・退職後に損害賠償請求を相談するパワハラ訴訟の漫画
火の付いたたばこを近づける行為や人前での叱責により、被害社員がうつ病を発症し、会社と元上司の責任を問う流れを描いた漫画です。

【概要】

ある電力会社の子会社の上司からパワハラを受けたとして、被害を受けた社員は上司と同社に損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.元上司は計5回、喫煙所で火の付いたたばこを訴えを起こした男性に近づけました。また、他の社員らの前で怒鳴ったりしました。この男性は、会社は是正措置を怠った、と主張しています。

2.男性はうつ病を発症して休職し、退職しました。また、この元上司は脅迫罪で略式起訴され、札幌簡裁から罰金10万円の略式命令を受けています。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラにより損害賠償を提起した事案を取り上げました。

さすがに、火をつけたタバコを近づけるのは、問題です。また、他の社員の前で怒鳴ることも当然、行ってはならないことです。

うつ病にも罹患していますので、パワハラ→メンタル不調→退職という流れです。今後の裁判の動向が注目されます。

最近は、ハラスメント研修の依頼を受けることが続いています。

やはり、こうしたトラブルを防止するには、ハラスメント研修は必要不可欠と考えます。ハラスメント研修を行うことは、いわば会社がハラスメント対策に積極的だと示すものです。

今後も依頼を受けたら、しっかり対応していきたいと考えています。

ハラスメント対策研修のご案内

坂本直紀の研修では、実際のパワーハラスメント事案や、メンタル不調・休職・退職につながるケースも踏まえながら、管理職として押さえておくべき注意点をわかりやすく解説しています。
特に、感情的な言動、威圧的な態度、職場内での不適切な指導は、従業員の心身に深刻な影響を及ぼし、企業にとっても安全配慮義務違反や使用者責任などの大きなリスクにつながります。
ハラスメントを未然に防ぐためには、「何が問題となる言動なのか」を正しく理解し、管理職が適切な指導方法と相談対応のポイントを身につけることが重要です。
管理職向けのハラスメント対策研修をご検討の際は、ぜひご相談ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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