福岡県の消防本部で発覚したパワハラ問題を描いたイラスト。若手消防職員がロープで宙づりにされ、周囲の職員が見守る様子。
福岡県の消防本部で発覚したパワハラ問題を描いた漫画イラスト。若手消防職員がロープで宙づりにされ、13人全員の処分が発表される場面。
福岡県内の消防本部で、男性職員2人を中心とする13人が同僚約30人にパワハラを行い、分限免職や懲戒免職などの処分を受けた問題を表した画像。

【概要】

福岡県のある消防本部の男性職員2人を中心とする13人が同僚約30人にパワーハラスメントをしていた問題がありました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.市は2人をそれぞれ分限免職と懲戒免職にするなど、13人全員を処分したと発表した。

2.例えば、若手職員の体と鉄棒をロープでつなぎ、懸垂で力尽きた後に約30分間、宙づりにするなど悪質なしごきが行われていました。

【意見・感想・解説】

今回は、集団パワハラに関する内容を取り上げました。

これまで、紹介してきたパワハラについては、比較的、1人または少人数のものばかりでしたが、今回は、13人が30人に対してパワハラをするという異常なケースです。

このような場合ですと、被害者たちは、相談したことによるしかえし、いわゆる2次被害が怖くて、なかなか相談することができません。その結果、長期間、発覚することなく、パワハラが繰り返されるという問題が生じます。

こうした問題を生じさせないためには、まずは、ハラスメントに対して厳しく対応することをトップが明確に示すことが重要です。

そして、その上で、パワハラ対策研修を実施したり、二次被害を防ぐための信頼ある相談窓口の設置及び周知徹底により、パワハラの発生を防ぐように努めることが重要です。