
【概要】
沖縄県の消防本部にて、上司から部下の男性に暴言を吐く等のパワハラ行為があったとして、上司の男性を停職2カ月の懲戒処分にしました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.調査の結果、パワハラは実に15年間にわたって行われていたことが分かりました。同様の被害者は、職員の約3割に上りました。
2.被害の男性は「暴言や無視などで精神的苦痛を受け、体調を崩した」と訴えました。こうしたこともあり約3ヵ月間、療養のため休職しました。
【意見・感想・解説】
今回は、パワハラに関するトラブルを取り上げました。
一般的に、パワハラは一回で終わらず、繰り返される傾向にあります。このため、被害者は精神的苦痛により精神障害になり、休職する場合があります。今回は、15年間にわたって行われていたため、療養が必要となり休職に至るというのは、当然ありえることです。
再発防止にしっかり、取り組んでいただきたいと思います。
ハラスメント対策研修のご案内
パワーハラスメントは、特定の職員だけの問題にとどまらず、職場全体の安全配慮義務、組織風土、人材定着、メンタルヘルス不調、休職、労災リスクなどに大きく関わる重要なテーマです。特に、暴言、無視、威圧的な言動、不適切な指導が長期間にわたって継続すると、被害者の心身に深刻な影響を与えるだけでなく、周囲の職員にも不安や萎縮を生じさせ、職場全体の生産性や信頼関係を損なうおそれがあります。
ハラスメントを防止するためには、管理職が「どのような言動がハラスメントに該当するのか」「適切な指導と不適切な言動の境界はどこにあるのか」「相談を受けた場合にどのように対応すべきか」を正しく理解しておくことが欠かせません。
坂本直紀の研修では、パワーハラスメントをはじめ、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント、カスタマーハラスメントなどについて、具体例を交えながら分かりやすく解説します。また、怒りの感情コントロール、適切な指導方法、相談対応の留意点、職場内コミュニケーションについても学ぶことで、ハラスメントのない職場づくりを実践的に進めることができます。
管理職一人ひとりが正しい知識を持ち、日頃の言動を見直すことが、ハラスメント防止の第一歩です。職場の安心・安全を守るためにも、ぜひハラスメント対策研修をご活用ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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