
【概要】
原子力分野の分析事業会社の元社員が、自殺を図りました。この社員の両親は、職場のいじめが原因として、同社と従業員4人に、計約7,800万円の損害賠償を求めて、青森地裁に提訴しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.自殺した男性は、先輩従業員3人に「元大相撲力士に似ている」とからかわれました。上司には「やる気がないなら会社へ来るな」と叱られるなどされました。
2.男性は、家族宛の遺書に「いじめ」について記載していました。
【意見・感想・解説】
今回は、職場でのいじめにより自殺した事件を取り上げました。現在はまだ提訴段階であり、事実関係の詳細は明らかになっていませんが、いじめにより自殺したということもあり、会社としては再発防止にしっかり努めていただきたいと思います。
自殺した男性は、先輩から「元大相撲力士に似ている」とからかわれたりしていました。こうした、”ちょっとしたからかい”であっても、継続的に行われることで本人が精神的に傷つき、心の病となっても不思議ではありません。
また、周囲の前で呼ばれる「あだ名」というのも、要注意です。呼んでいるほうは、親しみを込めた言葉であっても、相手はそうとは感じず、不快になることがあります。リスペクトの無い、無礼なあだ名を軽い気持ちで発し、反論できない弱い人間を傷つけていないでしょうか?
今一度、振り返ってみる必要があります。
⚠ 緊急時は 119(救急)/110(警察)
いのちの電話 0570-783-556(24h)
#いのちSOS 0120-061-338(24h・無料)
よりそいホットライン 0120-279-338(24h・多言語)
ハラスメント対策研修のご案内
職場におけるいじめやハラスメントは、被害を受けた方の心身に深刻な影響を及ぼし、場合によっては取り返しのつかない事態につながることがあります。企業には、ハラスメントを未然に防ぎ、相談しやすい職場環境を整えることが求められます。
坂本直紀の研修では、ハラスメントに関する基本知識だけでなく、管理職としての適切な指導方法、相談対応時の留意点、職場内コミュニケーションの改善などを実践的に学ぶことができます。ハラスメントのない職場づくりに向けて、ぜひ研修の実施をご検討ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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