
【概要】
日本能率協会グループは、メンタルヘルスに関して調査を実施しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.直近3年間で、仕事をしていて精神的な健康状態に不調を感じたことがあるかを尋ねました。その結果、「はい」が40.4%になりました。
2.メンタルヘルス不調を感じたときにとった行動では、「医療機関で治療を受けた」が18.3%と最も多い結果でした。次いで、「上司に相談がした」が8.7%でした。
【意見・感想・解説】
今回は、メンタルヘルスに関する調査結果を取り上げました。
上司への相談が8.7%と意外に少ないのが気になるところです。ただ、なかなか、自分のメンタル面が不調とは言い出せない
ことも理解できるところです。
そうした場合は、上司や周りの社員が、おかしな兆候がみられる社員に気付いてあげて、適切に対応することが望まれます。
さて、おかしな兆候への気付きですが、ここでケチな飲み屋サインを紹介します。この「ケチな飲み屋」というのは、いわゆる語呂合わせで、メンタルヘルス不調者を発見するサインです。それでは、説明します。
ケは「欠勤」、チは「遅刻・早退」です。月曜日や連休などの休み明けに、体調不良を理由に欠勤や遅刻・早退しがちになることです。
ナは「泣き言をいう」です。それまで愚痴などこぼさず、我慢強かった部下が、特別なきっかけもなく泣き言をいうことです。
ノは「能率の低下」です。例えば、いつもなら1時間で終わる作業が2時間かかることです。 製造では、測定に時間がかかる。
開発では、PCの前でボーッとする。 営業では、営業回りの腰が重い 等があげられます。
ミは「ミスや事故の増加 」です。ケアレスミスの増加 や、PCのキー入力の誤入力等が該当します。
ヤは「辞めたいと言い出す」です。 例えば、特別なきっかけがないのに、「仕事を辞めたい」、「このプロジェクトから降りたい」ということです。
部下や同僚にこうしたサインが出ましたら、勤務状況の確認等を通じて、問題発生の予防に努めることが大切になります。今一度ご確認されるとよいでしょう。









