北海道労働局による平成24年の労働基準法等違反事件の送検状況まとめ
平成24年の北海道労働局による労働基準法等違反事件の送検件数61件と内訳を解説する漫画風アイキャッチ画像
北海道労働局がまとめた平成24年の送検件数は61件で、前年比14件増となり、過去5年間で最多となりました。

【概要】

北海道労働局では、平成24年の労働基準法等の違反事件の送検状況をまとめました。具体的には以下の通りです。

1.平成24年に北海道労働局が送検した司法事件は61件でした。前年比14件の増加で、過去5年間で最も多い状況です。

2.労働基準法関係が7件、安衛法関係が37件、最低賃金法関係が17件でした。

【意見・感想・解説】

今回は、北海道労働局の送検状況について取り上げました。前年比14件も増加しており、深刻な状況がうかがえます。特に、最低賃金法関係が17件と多く、北海道における経済情勢の厳しさが感じられます。

さて、労働基準監督署では、法違反があり必要と判断した場合は、このように送検を行うことがあります。

労働基準監督署による送検については、あまりピンとこないかもしれませんが、労働基準監督官は司法警察官の役割を有しています。このため、悪質な場合は逮捕もありえます。

何度も説明していますが、労働基準監督署の監督官が会社に調査に入ることは決して珍しいことではありません。私のクライアントの方々も、調査に入られることがあります。

確かに100%完璧に労働法を守っていればよいのですが、現実的には、なかなか難しい面があります。従って、仮に問題があれば、きちんとそれを認めて、是正して対応し、将来に向かって改善することになります。こうした姿勢が大切になります。