県信用保証協会の会長が男性管理職を長時間叱責し、第三者委員会がパワハラと認定した問題を示すイラスト
県信用保証協会の会長が男性管理職を長時間問い詰め、パワハラ認定後に謝罪して辞任する流れを描いた漫画風イラスト
男性管理職を2時間以上厳しく問い詰めた言動が、第三者委員会によりパワーハラスメントと認定され、会長は謝罪のうえ辞任を表明しました。

【概要】

ある県の信用保証協会の会長の言動が、パワハラに当たると認定されました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この会長は、専務理事を務めていた際に男性管理職を自分の執務室に呼び出し、2時間以上にわたって厳しい口調で問い詰めました。

2.この職員は、不眠や食欲不振に陥り、病院に通うなどの精神的な苦痛を受けました。

3.協会の第三者委員会は、こうした行為がパワーハラスメントなどに当たる、と認定しました。

4.会長は、謝罪した上で、辞任したことを明らかにしました。

【意見・感想・解説】

今回は、会長職の方がパワハラにより、辞任したケースを取り上げました。

長時間にわたる厳しい詰問で、管理職の社員がメンタル不調となったわけですから、厳しい判断が下されました。

私見では、こうしたパワハラは確かに問題ですので、会長といえども処分は必要と考えます。とはいえ、辞任にまで追い込むことは、厳しすぎる面があると考えます。

「パワハラと認定されれば、会社を辞めることになる」と、怖くて誰も指導できなくなるかもしれません。

世の中の流れとしては、「パワハラ=悪」、そして「パワハラ=厳しい処分」という感じになってきました。一方で、パワハラ行為者 → 再生 → 良い上司にしていく ということも考えても良いと思います。

そのためには、パワハラ行為者の再発防止研修が重要と考えます。

ハラスメント対策研修のご案内

今回の事例のように、長時間の叱責や厳しい言動がメンタル不調を引き起こし、最終的には責任者の辞任につながるケースが増えています。職場におけるハラスメント問題は、組織全体の信頼を揺るがす深刻なリスクとなっています。

坂本直紀の研修では、管理職が無意識に行ってしまう言動のリスクに気づき、防止策を身につけることを目的としています。再発防止のための実践的な内容を含め、組織の健全な運営を支援する研修を提供しています。

再発防止・信頼回復に向けた研修を、今こそご検討ください。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ

一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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