福島県の市で課長級男性職員が部下へのパワハラにより減給処分を受け、再発防止としてハラスメント研修が行われることを示すイラスト
福島県の市で課長級男性職員が部下に人格や能力を否定する発言を行い、パワハラにより減給1か月の懲戒処分を受けたことを説明する漫画風イラスト
福島県内の市で、課長級の男性職員が複数の部下に人格否定の発言をしたとして、減給1か月の懲戒処分を受けました。

【概要】

福島県のある市では、課長級の男性職員を減給1か月の懲戒処分としました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この男性職員は、部下1名に対し、人格や能力を否定する発言を繰り返すというパワハラを行いました。他の部下2名にも、人格を否定する発言をしていました。

2.パワハラ行為について複数の相談があり、発覚しました。男性は現在、「反省している」という趣旨の回答をしています。

3.市では再発防止策として、ハラスメント防止に関するガイドラインを周知するとともに、研修を行う予定です。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラで減給の懲戒処分となったケースを取り上げました。

人格否定の発言を繰り返していたのですから、パワハラと認定されても仕方がありません。この男性職員は猛省して、二度と繰り返さないでいてほしいと思います。

今回は、複数の相談があり、発覚したということです。これは、良い傾向です。

パワハラは通常は繰り返されます。そして、周囲からの相談がなく放置されていますと、メンタルが悪化し、最悪の場合は自殺につながります。

したがって、本人や周囲が何らかの声をあげることは、とても大切です。

また、相談時は可能な限り証拠を持参すると、事実認定がスムーズになり有効です。例えば、悪質なメール、チャットや録音などです。こうした点も心掛けておくとよいでしょう。

ハラスメント対策研修のご案内

今回のように人格否定の発言が繰り返され、懲戒処分にまで発展するケースは、組織全体に大きな影響を及ぼします。放置すれば深刻なメンタル不調や離職につながり、最悪の場合、命に関わることもあります。

坂本直紀の研修では、管理職が自身の言動を見直し、ハラスメントに該当しない適切な指導方法を学ぶ内容を提供しています。実際の相談事例や法的知識に基づき、すぐに現場で活かせる実践的な内容を重視しています。

市や企業での再発防止策として、ぜひ研修をご検討ください。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ

一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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