令和5年度厚労省調査で企業が受けたハラスメント相談割合を示すイラスト。パワハラ64.2%、セクハラ39.5%、カスハラ27.9%で、カスハラ相談の増加が注目される。
令和5年度厚労省調査に基づき、職場ハラスメント相談の割合を会話形式で解説する漫画。パワハラ64.2%、セクハラ39.5%、カスハラ27.9%で、各ハラスメント相談が前回より増加していることを示す。
厚生労働省の令和5年度調査では、企業が受けたハラスメント相談はパワハラ64.2%、セクハラ39.5%、カスハラ27.9%の順に多く、カスハラは前回19.5%から8.4ポイント増加しました。

【概要】

厚生労働省は、2023年12月~2024年1月に実施した「令和5年度 職場でのハラスメントに関する実態調査」を公表しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.企業が従業員から相談を受けたハラスメントの内容(割合)は、パワハラ(64.2%)、セクハラ(39.5%)、カスハラ(27.9%)の順で高い状況となっています。

2.3位のカスハラは、前回の19.5%から8.4%増加しています。

3.1位のパワハラは前回から約16.0%の増加、2位のセクハラも約9.7%の増加となっています。

【意見・感想・解説】

今回は、厚生労働省が公表した、「令和5年度 職場でのハラスメントに関する実態調査」の概要を取り上げました。

最も相談が多いハラスメントは前回同様パワハラで、高い割合となっています。また、カスハラは特に、増加傾向にあるようです。

私も日々、相談や研修の依頼を受けて実感しているのですが、パワハラに関する相談や研修依頼は多い状況です。そして、カスハラについても、BtoB、BtoCいずれも相談が少しずつ出てきている状況です。

ちなみに、7月には栃木県宅地建物取引業協会主催セミナーで「カスタマーハラスメント」について講演することが決定しています。

※カスハラについては令和7年6月に法制化がなされました。

ハラスメント対策研修のご案内

厚生労働省の最新調査によると、パワハラ64.2%、セクハラ39.5%、カスハラ27.9%と、いずれのハラスメントも増加傾向にある深刻な状況が明らかになりました。特にカスタマーハラスメントは、前回から8.4%も増加しており、企業の対応が急務です。

坂本直紀のハラスメント対策研修では、以下のような実態とリスクに即した実践的な内容をご提供します:

  • ハラスメントの傾向とリスク
  • ハラスメントの境界線と判断基準
  • ハラスメント相談への適切な初動対応と報告体制
  • 社員一人ひとりが加害者・被害者にならないための行動指針

また、カスハラを中心に、管理職や現場リーダーが知っておくべき予防と対処のポイントも重点的に扱うことも可能です。企業全体で対応力を高めるために、ぜひご活用ください。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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