
【概要】
東京・大田労基署は、羽田空港関連の事業者に対する集団指導を行いました。具体的には以下のとおりです。
1.対象となったのは、羽田空港内の警備、案内、清掃、飲食などの関連サービス会社です。
2.集団指導では、「労働時間の適正な把握のための措置基準」について解説しました。
3.この指導は、定期監督で労働時間管理などに問題がみられたためで、労働時間の適正な把握や賃金不払い残業の是正を求めています。
【意見・感想・解説】
今回は、東京・大田労基署による羽田空港関連の事業者に対する集団指導を取り上げました。労働時間管理と賃金不払い残業が問題のようです。この点については、労働者とのトラブルの観点では、とても重要です。
この理由は、ずばり割増賃金です。労働時間管理がいいかげんですと、適正な労働時間を把握できず、残業の有無、残業時間数を会社側が証明できません。その場合は、会社側にとって、納得のいかない、割増賃金の支払いにつながるリスクが生じます。
さて、いつも、お話ししているのですが、こうした労基署の指導が入った場合は、大きな問題になる前に、早めに、問題事項を把握できたとプラスに捉えることも重要です。
勿論、割増賃金は遡及払いにつながるため、全く無傷でいるということは難しいですが、傷口が広がる前に是正できる機会を得られたともいえます。労働時間管理は、とても重要ですので、この点、ご留意ください。









