
【概要】
大阪労働局は、ある外食大手が従業員に残業手当や深夜労働割増賃金を支払わなかったとして、労働基準法違反容疑で会社と社長ら幹部を書類送検しました。具体的には以下のとおりです。
1.大阪労働局によると、この会社では、昨年4~7月、ある店舗で従業員に残業をさせたのに、残業手当約100万円や深夜労働割増賃金約6万8千円を支払っていませんでした。
2.内部通報に基づいて、昨年12月、岸和田市の店舗や本社を捜索し、実態を調べていました。
【意見・感想・解説】
今回は、残業手当及び深夜割増手当の不払いにより、書類送検された事件を取り上げました。
労働基準監督官は、司法警察官の役割を有していますので、対応を誤ったために、このような事態になったのでしょう。繰り返し、説明していますが、残業手当については、トラブルにつながることも多く、会社としては、適切に対策を講じていなければ、このように大きな問題になるリスクが生じます。
残業手当については、まず現状把握です。実際に、社員がどの程度残業しているのか実態を確認することが基本です。そして、その上で、給与のあるべき姿や労働時間短縮のための措置等を検討することになります。皆様も、是非、気をつけて下さい。









