心の健康問題による休職が2割強に上る職場のメンタルヘルス対策を示すイラスト
松山労基署のメンタルヘルス自主点検結果について、休職割合や推進担当者の選任率を職場で説明する漫画イラスト
松山労基署の自主点検では、心の健康問題で1カ月以上休職した労働者がいる事業場は24.7%、300人以上の事業場では71.1%でした。

【概要】

愛媛・松山労基署は、メンタルヘルスの自主点検結果をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.心の健康問題で過去1年以内に1カ月以上休職している労働者がいる事業場は24.7%

2.労働者数300人以上の事業場では、71.1%

3.メンタルヘルス推進担当者の選任状況では全体の選任率は40.8%、300人以上の事業場では57.8%

【意見・感想・解説】

様々な労基署では、メンタルヘルスに関する自主点検を実施しています。

今回特徴的なのは、心の病で1カ月以上休職している労働者がいる事業場が約4分の1、300人以上の事業ですと71%もいることです。とても、多いです。

これはあくまでも憶測ですが、中小企業では、メンタル不調になった場合は、休職する場合もありますが、退職することもあり、結果としてデータにのってきていないことも考えられます。一方、大企業では、社員数が多いこともありますが、休職制度がしっかりしており、休職制度を利用して休職する社員も多いことがうかがえます。

いずれにしても、メンタルヘルスについては、企業の人事労務管理上、重要な課題といえます。

まずは、予防です。メンタルヘルスについては、4つのケア、すなわちセルフケア、ラインケア、事業場内産業保険スタッフ等によるケア、事業場外資源によるケアがあります。

特に重要と考えているのはセルフケアです。自分の健康は自分自身で守るという意識が大切です。