働く人の電話相談室に寄せられた811件の相談結果を示すイラスト。職場のいじめや人間関係、メンタル不調に悩む相談者と対応するカウンセラー
働く人の電話相談室に3日間で811件の相談が寄せられたことを説明する漫画。職場の人間関係やいじめ、ハラスメント、メンタル不調などの相談内容をカウンセラーが紹介している
日本産業カウンセラー協会と連合が実施した「働く人の電話相談室」には、3日間で811件の相談が寄せられ、職場の人間関係やいじめ、セクハラ・パワハラなどの「職場の問題」が最多となりました。

【概要】

日本産業カウンセラー協会は、連合と共同して9月8~10日に実施しました「働く人の電話相談室」の結果をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.合計で811件もの相談が寄せられました。

2.相談分野をみると、職場の人間関係やいじめ、セクハラ・パワハラなど「職場の問題」が全体の29%を占めていました。また、「メンタル不調・病気」が15%、「自分自身のこと」が14%でした。

【意見・感想・解説】

職場の人間関係のパワハラ、セクハラの悩みについての相談が多いことが特徴的です。厚生労働省の発表する個別労働紛争相談でも、職場のいじめ・嫌がらせについては件数が増加傾向にあります。

こうしたパワハラについては、今日の人事労務管理の重要課題の一つとして考えています。

なぜならば、昔と今では時代が異なっており、労働者の方々の権利意識も高まっています。同時に、厳しい指導を受けていた方が現在は上司となり、同様の厳しい指導を行うと、場合によっては精神障害のリスクにもつながり、パワハラとして問題視されることになります。

そして、実際に、パワハラに関する相談も増えてきている現状があります。

パワハラ対策は、良好な職場環境を形成し、パワハラが発生しないような風土を作ることが大事です。そのためには、まずは、あいさつや声かけです。あいさつや声かけから、良い雰囲気を作り上げていくことが基本です。