平成24年度の大阪府労働相談で「職場いじめ」が初めて上位に入り、上司に責められる職場のいじめ問題を描いたイラスト
平成24年度の大阪府労働相談件数が1万2064件で前年度比3.4%減となり、解雇・退職勧奨や労働契約、職場のいじめの相談件数を説明するイラスト
大阪府の平成24年度労働相談では、相談件数が前年度比3.4%減の1万2064件となり、「職場のいじめ」が933件で初めて上位に入りました。

【概要】

大阪府は、平成24年度労働相談報告・事例集を取りまとめました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.24年度の相談件数は1万2064件(前年度比3.4%減)でした。

2.相談内容をみると、「解雇・退職勧奨」が1,439件、「労働契約」が1,314件、「職場のいじめ」が933件でした。

3.「職場のいじめ」については、「賃金未払い」に代わって、初めて上位に入りました。

【意見・感想・解説】

今回は、大阪のおける労働相談内容について、取り上げました。

「職場のいじめ」が上位に入ってきました。「職場のいじめ」すなわち、パワハラに関する相談はよく受けていますが、このように相談件数が多い状況であるとことを考慮しますと、とても深刻な問題であることが感じられます。

パワハラについては、職場で発生しますので、経営者や人事部等が気が付いたら手遅れになることが懸念されます。パワハラはメンタル不調を引きおこし、最悪の場合は自殺もありえます。注意が必要です。

また、インターネットが普及した今日では、悪い噂は、一気に拡散してしまいます。職場でパワハラを受けたことが、企業の実名入りでネット上に広がれば企業イメージの失墜にもつながります。

従って、日頃からパワハラスメント防止に関する教育を社員に対して行い、パワハラの未然防止に努めることが重要です。