若手社員研修と管理者研修の実施状況を比較し、新入社員・若手向け研修が手厚い一方で管理職研修が手薄であることを示すイラスト
社員研修調査の結果として、新入社員研修95.9%、若手社員研修81.1%、管理職研修62.1%を示し、若手向け研修の充実と管理職研修の課題を解説する漫画風イラスト
新入社員研修や若手社員研修の実施率が高い一方、管理職研修は62.1%にとどまり、企業研修の予算配分にも差が見られます。

【概要】

ある民間の調査の会社では、企業の社員研修・教育担当者を対象に、社員研修に関する調査を実施しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.社員研修の対象は、「新入社員研修」が95.9%、次いで「若手社員研修」が81.1%となっています。一方、「管理職研修」は62.1%でした。また、年間予算の配分比率の平均は、新入社員を含めた若手研修の合計が48.1%となっています。一方、管理職研修関連は33.0%でした。

2.実施しているプログラムでは「新入社員教育」の実施率が95.5%と最も高くなっています。

3.若手社員には、研修を通じて、「コミュニケーション力」(84.4%)、「問題解決力」(70.4%)に関して身につけることの期待が大きい結果となっています。

【意見・感想・解説】

今回は、社内研修に関する調査結果を取り上げました。比較的、管理職よりも若手社員への研修に力を入れているケースが多いようです。

やはり、学生時代と社会人とでは、日々の行動がまるっきり違いますので、若手社員、特に新入社員に対して研修に力を入れることは、頷けるところです。

また、「コミュニケーション力」や「問題解決力」の研修に力を入れていることも特徴的です。最近は、若手社員が職場で上手にコミュニケーションがとれないということの相談を受けることがあります。そして、すぐに退職したり、場合によってはうつ病になってしまう若手社員も出てきています。

難しい問題ですが、やはりコミュニケーションを良好にするには職場の風土を良くすることが最も重要だと考えます。

そのためには、以下の4つを推進することが大切です。

1.名前を覚える、名前を言う
2.あいさつする
3.感謝する
4.ほめる

ご参考として下さい。