大阪の消防本部で男性副署長が部下への不適切発言を繰り返し、戒告処分を受けた問題を表すイラスト
大阪の消防本部で副署長が部下に不適切発言を繰り返し、威圧的な指導により戒告処分を受けた問題を描いた漫画
大阪の消防本部で、男性副署長が部下に「辞めたほうがいい」「消防士としての適性がない」などと発言し、戒告の懲戒処分を受けました。

【概要】

大阪のある消防本部は、部下への不適切な発言を繰り返したとして、男性副署長を戒告の懲戒処分としました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.副署長は複数の職員に対し、「お前とは合わないから、辞めたほうがいい」「そんなこともわからないのか!お前には消防士としての適性がない」といった発言を繰り返していました。

2.さらに、机をたたく行為や、同僚5~6人を集めて「一番悪いのはお前だ」と厳しく注意する行動も確認されています。

3.聞き取り調査に対し、副署長は「指導の一環だと考えていたが、威圧的で不適切な発言があったことを反省している」と述べています。

【意見・感想・解説】

今回は消防本部のパワハラについて取り上げました。

まず、”指導”と”威圧”の境界線を見極めることが重要です。

そもそも業務上必要あっても、「態様」が不適切ではいけません。今回のように机をたたくのは、威圧的で指導としては不適切です。

このようなことをしていれば、職員のメンタルヘルスに悪影響を及ぼします。

さらに「辞めたほうがいい」や「適性がない」といった発言は、部下の自信を著しく損ないます。

適切に再発防止に取り組む必要があります。

ハラスメント対策研修のご案内

今回のように、「指導のつもりだった」「部下のためを思って」という言葉では済まされない事例が後を絶ちません。特に管理職が、適切な言動を理解し、実践できることが、組織全体の信頼と安全を守る鍵です。

ハラスメントの未然防止には、正しい知識と対応力を身につけることが不可欠です。弊社では、職場で実際に起こり得る事例をもとにした、実践的なハラスメント対策研修を実施しております。

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(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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