
【概要】
今回は、「仕事の見える化」に関連するものとして、机の上の整理を取り上げさせていただきます。これまで、探し物コストは、積もり積もれば大きいということを説明してきました。
例えば、ある会社のアンケート調査結果ですが、「1日に仕事で書類や文具などを探す時間はどれくらいですか?」
これに対する回答の平均値は1日30分でした。
ここで以下の条件を設定します。
<例>
1か月の出勤日を22日、社員一人当たりの時給が2,000円、30人の社員。
そうなると以下の計算となります。
30分×22日=660分=11時間・・・毎月の探す時間
11時間×12か月=132時間・・・1年間の探す時間
132時間×2,000円×30人=792万円・・・探し物にかける年間コスト
つまり、この会社では、探し物だけで、792万円/年のコストが発生することになります。結構、大きな金額ですね。
こうしたことから、探し物にかけるコストは、なるべく最小限にすることが重要です。
そこで、まずは、机の上から整理することをお勧めします。机の上は、一番目につく箇所でもあり、整理も比較的簡単だからです。
ここで、「見える化」の考えですが、まずは、机の上にあるものを、1箇所にまとめて出してしまいます。その上で、要・不要に分けて、減らしていきます。そして、要のものを、机の上の所定の位置におくか、どこかにしまうことになります。
机の上のものだけですと、さほど時間はかからないでしょう。ポイントは、1か所にまとめて、ドンと出して見える化を図ることです。そうすると、何よりも片付ける決心がつきます。









