茨城労働局の労働相談で「いじめ・嫌がらせ」が2年連続最多となったことを示す、相談する会社員と担当者のイラスト
茨城の労働相談件数が10年連続で2万件を超え、いじめ・嫌がらせ相談が1,455件で最多となったことを説明する男女の会話イラスト
平成26年度の茨城労働局の労働相談では、総合労働相談が10年連続で2万件超となり、「いじめ・嫌がらせ」が1,455件で個別労働紛争相談の最多となりました。

【概要】

茨城労働局は、平成26年度中の労働相談件数について発表しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.総合労働相談件数は、平成17年度以降10年連続で2万件を超えており、また、総合労働相談のうち、個別労働紛争に係る相談件数は、5,588 件でした。

2.「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は、1,455 件(前年度比 7.9%増加)となり、個別労働紛争に係る相談の中で最多でした。「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数は、平成18年度以降8年連続で増加し、平成25年度に初めて解雇を上回り、平成26年度は過去最高の相談件数でした。

【意見・感想・解説】

今回は、茨城労働局における労働相談状況を取り上げました。

「いじめ・嫌がらせ」に関する相談が最も多く、しかも増加傾向にあります。この「いじめ・嫌がらせ」は、全国的に多くの相談があり、「いじめ・嫌がらせ」すなわちパワハラが深刻な状況であるといえます。

パワハラについて、労使間でトラブルとなれば、ネット上でブラック企業として糾弾される等様々なリスクが生じます。注意が必要です。

私は、パワハラに関して、企業、そして労働者の方から相談を受けることがあるのですが、暴力等の悪質なパワハラは別として、多くのトラブルはコミュニケーション不足から来ているように感じています。いわゆるギスギスした職場だと、パワハラが発生しやすい土壌ができてしまいます。

まずは、次の4つがきちんとできているか確認しましょう。
1.名前を覚える、名前を言う
2.きちんとあいさつする
3.ほめる
4.感謝する

この4つが、良好な職場環境を形成する上での基本です。是非、実践して下さい。