オフィスの5S推進で書類や文具を探す時間を減らし、整理整頓された職場で業務効率化を図るイラスト
書類探しに時間がかかるオフィスで、5S推進により整理整頓を徹底し、年間792万円の探し物コスト削減を目指す漫画イラスト
1日30分の探し物時間も、30人の会社では年間792万円のコストに。整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5Sを徹底し、働きやすいオフィス環境を整えましょう。

【概要】

今回から、オフィスの5S推進について解説します。

まず、書類等を探す時間については、積もり積もれば多額のコスト負担となります。以前も紹介しましたが、大切なことですので、再掲します。

例えば、ある会社のアンケート調査結果ですが、「1日に仕事で書類や文具などを探す時間はどれくらいですか?」

これに対する回答の平均値は1日30分でした。では、例えば以下の条件を設定します。

<例>
1か月の出勤日を22日、社員一人当たりの時給が2,000円、30人の社員。

そうなると以下の計算となります。
〇30分×22日=660分=11時間・・・毎月の探す時間
〇11時間×12か月=132時間・・・1年間の探す時間
〇132時間×2,000円×30人=792万円・・・探し物にかける年間コスト

つまり、この会社では、探し物だけで、792万円/年のコストが発生することになります。もっといえば、毎日30分残業しているようであれば、この探し物の時間がないと、残業手当削減につながります。

こうしたことから、オフィスでの5Sが大切になります。5Sとは以下の内容です。

1.整理
要るものと要らないものに分類し、要らないものに処分する。

2.整頓
要るものを分類して表示して、所定の場所にきちんと置く。

3.清掃
職場や身の回りにゴミや汚れがないようにする。

4.清潔
周りに不快感を与えないように、きれいにする。

5.しつけ
職場のルールや規律を守る。

今一度、この5Sが徹底されているか否か、確認されてみるとよいでしょう。
(参考文献:「カイゼンの教科書」吉原康彦 中経出版)