2012年の大阪労働局におけるパワハラ相談増加を示すグラフと、職場で上司から叱責される女性社員のイラスト
大阪労働局のパワハラ相談件数が平成22年度2,657件、平成23年度2,535件と高止まりし、相談割合も増加していることを説明する漫画イラスト
大阪労働局管内では、パワハラに関する個別労働紛争相談が高止まりし、相談全体に占める割合や助言・指導申出の割合も拡大しています。

【概要】

大阪労働局では、職場のパワハラ問題について相談状況をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.大阪労働局管内のパワハラに関する民事上の個別労働紛争相談は、平成22年度2,657件、23年度は2,535件と高止まりの状況にあります。

2.相談全体に占める割合の推移をみると、10.8%から12.4%に拡大しました。

3.助言・指導申出内容別でも12.1%から14.2%に拡大していました。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラに関する問題を取り上げました。パワハラがかなり深刻化しています。

パワハラについては、私も相談をよく受けていますが、何となく、今後もパワハラに関するトラブルは、増えてくると予想しています。

さて、パワハラですが、まず、以下の内容に注意して下さい。これらは、別に法律に基づくものではなく、私が裁判例等をみてきて特に危険と考えるものです。

1.不法行為に該当するようなこと
分かりやすい例でいえば、暴力です。こうした行為があれば、1回の行為でも問題です。

2.多数の人がいる前で叱責すること
例えば、朝礼時に、皆の見ている前で、晒しものにするようなことです。

3.長時間しつこく叱責すること
何時間も、叱責し続けますと、さすがに精神的にまいってしまいます。

4.既に終わった事を何度もいうこと
過去にあったことを、ほじくり返して、何度も責め立てることです。これも精神的にきついものがあります。

それと、パワハラは、加害者がエスカレートして、継続的にパワハラを行うことがあります。

従って、相談窓口の役割が重要になります。是非、注意して下さい。