
【概要】
あるソーシャル事業を行う会社では、社員の入社前、退職前に意見聴取を行っています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.入社前の意見聴取
入社前に、会社でのキャリアの可能性について意見を聴きます。会社に入社するかどうかを決める前に、内定者とキャリアが似ている現場社員と一緒に意見を聴きます。
内定者だけでは見えてこなかった「会社でできること」を、先に入社した社員の見解を聞きながら増やすのが目的です。
2.退職前の意見聴取
退職者と一緒に、どうやったら退職しなかったかを意見を聴きます。そのことを通して「会社のここをこう変えた方がよかったのでは」という意見をもらうことになります。
最後に退職者と話し合うことで、お互いにいい関係を今後も続けていければという思いも込められています。
【意見・感想・解説】
今回は、入社前、そして退職前に意見を聴くことに関して取り上げました。まさに、適切なコミュニケーションの良い例ですね。
入社前に、適切な話し合いを通じて、本人の考えを確認し、安心感を持ってもらう効果があります。会社としても、適材適所の配置につながります。
退職者との関わり方も見事です。
できれば、会社に不安や不満をもって退職する社員をなくしたいところですが、会社側がいくら社員のことを考えていたとしても、ボタンの掛け違いが生じることもあります。こうしたボタンの掛け違いを防ぐためには、退職者から直接、考えを聴くことが有効です。もし、会社側に問題があるようでしたら、必要に応じて是正を図るとよいでしょう。
その結果、会社に不安や不満をもって、退職する社員の減少につながります。









