平成24年度の神奈川県労働相談でパワハラ相談が5割増加したことを示す、職場で上司が部下を叱責するイラスト
平成24年度の神奈川県労働相談で相談件数が12,208件に増加し、職場の人間関係やパワハラ相談が大幅に増えたことを説明する漫画風イラスト
神奈川県の平成24年度労働相談では、全体の相談件数が前年度比3.2%増の12,208件となり、パワハラ相談は1,182件で52.3%増と大幅に増加しました。

【概要】

神奈川県は、平成24年度の労働相談の概況を明らかにしました。具体的には以下の通りです。

1.全体の相談件数は、前年度比3.2%増の12,208件でした。4年ぶりに12,000件を超え、2年連続の増加となっています。

2.パワハラ、セクハラなどを含む「職場人間関系」については、前年度比689件多い2,506件に達しました。

3.中でも「パワハラ」は、前年度の52.3%増の1,182件であり、大幅に増加しています。

【意見・感想・解説】

今回は、神奈川の労働相談について、取り上げました。パワハラの増加が著しいですね。

先日、厚生労働省の個別労働紛争解決制度施行状況を取り上げましたが、そこでも、「いじめ・嫌がらせ」が、増加傾向にありました。こうしたことから、もはやパワハラ対策は、企業としては避けて通れないところですね。

パワハラの対策としては、基本的には、社内教育を通じて、社員一人ひとりが、パワハラについて正しい知識を習得し、パワハラを発生させないようにすることです。

そして、万が一、発生した場合は、迅速に対応するため、パワハラ相談窓口を設け、社員に周知徹底します。

また、パワハラが発生しない社内風土を形成するため、「社員のほめる化」を推進することも重要になります。