
【概要】
ある大手製薬会社の法務担当部長だった女性が、社長による従業員へのセクハラを調査し、相談窓口を設置しようとしたところ、解雇されました。そして、解雇無効を求めて提訴し、最終的に東京地裁で和解が成立しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.解決金として、会社が女性に6,000万円を支払います。これにて和解が成立しました。
2.解雇無効を前提に、定年退職までの月給相当額が、解決金として支払われることになりました。
3.訴状では、社長は社内の忘年会に参加し別の女性従業員の手をさすったり、抱き付いたりしていたというものです。
【意見・感想・解説】
今回は、セクハラについてのトラブルを取り上げました。定年までの給与相当額とはいえ、解決金がすごい金額ですね。おそらく早期解決を図るために、この女性側の主張をほぼ全面的に受け入れたと思われます。
今回の騒動の発端は、忘年会でのセクハラです。やはり、酒の席は怖いですね。自制心が失われてしまい、こうしたセクハラにつながったと思われます。
これから、本格的な忘年会シーズンとなります。
コロナの影響で、以前よりも忘年会は縮小して行われると思われますが、いずれにしても、セクハラには注意し、泥酔しないように注意しましょう。
ハラスメント対策研修のご案内
職場におけるセクシュアルハラスメントは、被害者の心身に大きな負担を与えるだけでなく、企業にとっても解決金の支払い、訴訟対応、社会的信用の低下、人材流出など、重大なリスクにつながります。特に、忘年会や懇親会など酒席を伴う場面では、日頃以上に言動への注意が求められます。
また、ハラスメント問題は、行為者本人だけの問題ではありません。相談窓口の機能、調査対応、管理職の初動、会社としての再発防止策など、組織全体で適切に対応する体制づくりが重要です。
坂本直紀の研修では、セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント、カスタマーハラスメントなどについて、具体的な事例を交えながら、管理職・従業員が現場でどのように行動すべきかをわかりやすく解説します。
ハラスメントのない職場づくりを進めるために、ぜひハラスメント対策研修の実施をご検討ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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