広島県の県立高校で男性教諭が女子生徒への不適切行為により懲戒免職となった問題を示すイラスト
女子生徒が教員の不適切な言動を相談し、学校側が調査と厳正対応を進める様子を描いたイラスト
広島県教育委員会は、女子生徒への不適切な接触行為を繰り返した県立高校の男性教諭を懲戒免職処分としました。

【概要】

広島県の教育委員会は、ある県立高の男性教諭(63歳)を懲戒免職にしました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この男性教諭は、約1年半にわたって、校内外で女子生徒の顔や手を複数回触っていました。また、抱きついて首にキスをしようとしたりしました。

2.この男性教諭は聞き取り調査の中で、「触りたい衝動があった。いとおしい思いがあった」などと話していました。

【意見・感想・解説】

今回は、セクハラで懲戒免職となったケースを取り上げました。

確かにセクハラは言語道断ですが、この内容で懲戒免職は、厳しい対応だったと思います。時代の流れですね。ハラスメントについての厳しい姿勢を感じます。

また、気になる点としては、1年半という長期間、セクハラが繰り返されていたことです。行為者が教諭ということもあり、生徒側からすれば、相談ができにくい雰囲気であったかもしれません。

こうした点については改善が必要といえます。相談窓口の周知徹底と、相談のハードルを下げる工夫が大切です。

ハラスメント対策研修のご案内

教職員による不適切な言動は、被害を受けた本人に深刻な影響を与えるだけでなく、学校全体の信頼低下にも直結します。今回の事案からも、ハラスメントの防止は「問題が起きてから対応する」だけでは不十分であり、日頃からの意識づけと相談しやすい職場環境づくりが重要であることが分かります。

坂本直紀の研修では、セクシュアルハラスメントをはじめとする各種ハラスメントの基礎知識はもちろん、管理職や組織として求められる予防策、相談対応のあり方、適切な指導方法まで、実務に沿って分かりやすく解説しています。ハラスメントを未然に防ぎ、安心して働ける職場づくりを進めるために、ぜひご活用ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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