准看護師養成学校の女性理事長がパワハラ暴言問題で辞任する記者会見のイラスト
准看護師養成学校の女性理事長が生徒へのパワハラ暴言を謝罪し、辞任と再発防止を説明する漫画イラスト
授業中の暴言やパワハラが問題となった准看護師養成学校で、女性理事長が謝罪し、辞任と再発防止策が説明される様子。

【概要】

ある准看護師養成の専修学校の女性理事長が、辞任することになりました。パワハラが原因です。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この理事長自身も授業を担当していますが、生徒たちに”カス”、”アホ”、”認知症か!”、などの暴言を吐いていました。

2.パワハラに苦しんでいた生徒たちが、この理事長の授業音声を録音しました。そこには、「下品な害虫」、「(ここに)残ったのはカスだけ」などの発言が記録されていました。

3. 入学した生徒の約半数が、初年度に退学しています。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラ発言で理事用が辞任したケースを取り上げました。

力関係を背景にした不適切な発言です。こうしたパワハラ発言を繰り返すようであれば、理事長として失格です。辞任は当然の結果といえます。

今回、注目したのは「録音」です。

今は、スマホで簡単に録音できます。こうした不適切な発言は、録音により証拠として残るので、言い逃れができません。したがって、パワハラが生じたことについて、より立証しやすくなっています。

当たり前のことですが、パワハラは百害あって一利なしです。パワハラ発言をしないように、心掛けておく必要があります。

ハラスメント対策研修のご案内

今回の事例は、立場の強い理事長による暴言が繰り返され、生徒が録音によって証拠を残していた点が大きな特徴です。教育現場に限らず、職場でも「これくらい大丈夫だろう」という発言が、深刻なパワーハラスメントと判断されることがあります。しかも、スマートフォン等での録音により、不適切な言動は客観的証拠として残りやすくなっています。

坂本直紀の研修では、パワーハラスメントをはじめとする各種ハラスメントの基本知識だけでなく、管理職・リーダー層が日々の指導の中で何に注意すべきか、どのような言動が問題になるのかを、具体例を交えながら分かりやすく解説しています。ハラスメントを未然に防ぎ、安心して学び、働ける職場環境づくりのために、ぜひ研修をご活用ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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