少年スポーツの指導現場でコーチが子どもに厳しく叱責し、保護者が心配そうに見守る様子。日本スポーツ協会の2024年度ハラスメント相談536件・過去最多を伝えるアイキャッチ画像。
少年スポーツの現場でコーチから暴言を受けた子どもが、保護者に相談して支えられる漫画風イラスト。日本スポーツ協会の2024年度ハラスメント相談536件・過去最多を伝える画像。
日本スポーツ協会の2024年度ハラスメント相談件数は536件で過去最多に。暴言や暴力など不適切な指導に悩む子どもが、安心して相談できる環境づくりが求められています。

【概要】

日本スポーツ協会は、2024年度のハラスメント相談件数が536件(過去最多)に達したと発表しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.相談件数増加の背景としては、以下の内容があると分析しています。
・ハラスメントへの社会的な意識の高まり
・相談窓口の認知度向上
・一方で、不適切な指導が依然として存在

2.被害者の年齢層は、以下の通りです。声を上げづらい子どもが中心です。
・小学生:48%(最多)
・中学生:18%
・高校生:12%
・声を上げづらい子どもが中心

3.相談者の内訳は以下の通りです。
・保護者:63%
・本人(子ども):17%

4.主な相談内容は以下の通りです。
・暴言:41%(最多) →「ばか」「あほ」など
・暴力:13% → 頭をたたくなど
・差別的言動や退団の強要

【意見・感想・解説】

今回は日本スポーツ協会でのハラスメント調査結果を取り上げました。

まず、「2024年度ハラスメント相談件数536件(過去最多)」という事実は、衝撃です。

そして、特に注目すべきは、被害者の半数が小学生であり、相談者の多くが本人ではなく保護者である点です。

これは、声を上げにくい子供が被害を受けやすい構造が、スポーツの現場に依然として残っていることを示唆しています。

最も多かった相談が「ばか」「あほ」などの暴言(41%)であり、まさに言葉の暴力です。

かなり傷ついている子供も多いことでしょう。指導者は、言動に注意してもらいたいものです。

ハラスメント対策研修のご案内

スポーツ指導の現場でのハラスメント問題は、依然として深刻です。特に「ばか」「あほ」といった暴言は、大きな心の傷を残します。

ぜひこの機会に、管理職・指導者向けの「ハラスメント対策研修」をご活用ください。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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