
【概要】
ある病院局で、県立病院に勤務する課長補佐級の男性職員を、停職1カ月の懲戒処分にしました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.この男性は、職場の忘年会に出席し、飲酒しました。
2.部下の女性職員を徒歩で自宅まで送る際、路上で女性を抱きしめるなどのセクハラを行いました。
3.この女性職員が病院局に相談し、セクハラが発覚したという経緯です。
【意見・感想・解説】
今回は、セクハラに関するトラブルを取り上げました。
実際、飲酒でのセクハラについては、私も時々相談を受けることがあります。一般的に、お酒が入ると自制心が失われ、こうしたセクハラでのトラブルにつながりやすい面があります。
過去に、スポーツ選手や芸能人といった男性有名人が、飲酒後に女性に乱暴したとして、大騒ぎになったことがあります。その結果、加害者本人の人生を、大きく狂わせるケースもあります。
お酒を飲んで周囲の人とコミュニケーションを図ることは良いことですが、暴走せぬよう、適度な範囲で飲まれることが良いでしょう。周囲の人も、飲酒の席で危なそうな人が出てきたら、気にかけてあげることも大切です。
ハラスメント対策研修のご案内
飲酒の場では、普段よりも自制心が低下し、軽率な言動がセクシュアルハラスメントにつながることがあります。特に管理職や上司の立場にある方は、職場外の懇親会や帰宅時であっても、部下との関係性に十分配慮しなければなりません。
また、ハラスメントは「お酒の席だった」「悪気はなかった」では済まされません。被害を受けた職員の心身に大きな負担を与えるだけでなく、加害者本人の処分、職場の信頼低下、組織全体の管理責任にも発展する可能性があります。
坂本直紀の研修では、セクシュアルハラスメントをはじめ、パワーハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント、カスタマーハラスメントなどについて、具体的な事例を交えながら、管理職として注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
職場の懇親会や飲酒を伴う場面でのリスク、部下との適切な距離感、相談を受けた際の対応方法などを学ぶことで、ハラスメントのない職場づくりにつなげることができます。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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