2012年度最低賃金は全国平均749円、前年度比12円増。東京都は最高額の時給850円
2012年度最低賃金は全国平均749円に上昇、東京都は時給850円で全国最高
2012年度の地域別最低賃金は全国平均で749円となり、前年度から12円増加しました。47都道府県で最も高い最低賃金は東京都の時給850円です。

【概要】

2012年度の都道府県別最低賃金の改定額がまとまりました。具体的には以下のとおりです。

1.全国平均は前年度比12円増の749円と、2年ぶりに引き上げ幅が2ケタになりました。

2.47都道府県のうち、最低賃金額が最も高いのは東京都の時給850円です。

【意見・感想・解説】

今回は、最低賃金に関する記事を取り上げました。

最低賃金は、毎年上がるので、企業は大変です。ちなみに、東京都は、837円から850円に上がりました。従って、もし、賃金を840円にしている場合は、変更が必要です。この点は、注意が必要です。

さて、最低賃金ですが、まだまだ景気が低迷し、デフレを脱却できていない中、毎年、必ず最低賃金を上げることは、本当に良いことなのだろうかと、疑問に感じています。

勿論、賃金が上がれば、労働者にとっては、良いのでしょうが、実際に企業は、大変です。

というのは、人件費が上昇すれば、それは製品の価格に反映されます。国際化による価格競争が激しくなる中で、対抗することは大変です。

さらに厚生年金保険料率も毎年上昇し、今後、消費税率も上昇します。こうした厳しい環境下で、企業が競争に勝つことは、とても大変です。

もし、競争に負けて倒産でもすれば、雇用されている労働者は失業につながるリスクが生じます。そうなれば、最低賃金が上昇しても、意味がないことになります。

本当に、最低賃金を毎年上昇させていくことが、よいことなのか、一度、検証して見るとよいと考えます。