
【概要】
ある機械部品製造業の会社では、「大失敗賞」という表彰制度を設けています。具体的には以下の通りです。
1.大失敗賞はその名の通り、大きな失敗をした社員に与えられます。副賞がつき、1万円です。
2.大失敗賞の選考基準は、何か新しいことに挑戦したうえでの失敗になります。その失敗で会社に損失を与えても、今後、失敗を乗り越えるノウハウが得られ、事業展開でプラスになると考えています。
【意見・感想・解説】
今回は、大失敗賞という表彰制度について、取り上げました。とても珍しい制度です。
普通、表彰といえば、会社に貢献して、会社に多大な成果をもたらした社員を対象にするものですが、失敗した社員に副賞付きで、表彰するという制度は、なかなかないのではないでしょうか。
確かに失敗そのものはよくありませんが、果敢に新分野に進出したり、新技術を開発しようとするときは、全てがうまくいくとは限りません。場合によっては、大きな損失を会社が被ることもあるでしょう。そのときに、失敗はよくないと思って、チャレンジ意欲が損なわれますと、会社の成長・発展に悪影響が出てしまいます。
そこで、果敢に挑戦したことによる失敗については、会社としても一定の評価を示すという姿勢を、目に見えるかたちで、社員に伝えていくことは、とても意義があることです。とても参考になる事例です。







