
【概要】
あるアルミ押出形材の加工等の会社では、「オシャレ会議室」を設けています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.普通の硬い雰囲気の会議室ではなく、コミュニケーションが広がりやすい空間を作るように工夫しています。
2.”カッシーナ”という、イタリアの有名高級家具のチェアを設置しています。これにより、リラックスした会話を育んだりしています。
【意見・感想・解説】
今回は、「オシャレ会議室」を取り上げました。
会議室も、ひと工夫する時代になりましたね。
オシャレで洗練された雰囲気の会議室ですと、リラックス効果があり、様々なアイデアの創出にもつながると思います。
何よりも明るい雰囲気になります。
とはいえ、落ち着きすぎて、長時間会議にならないように留意する必要がありますね。
今回の事例を踏まえ、会社(社長)から社員へのメッセージおよび規程例を作成しました。ご参考ください。
会社から社員へのメッセージ例
社員の皆様へ
いつも日々の業務に真摯に向き合い、会社を支えてくださっていることに、心より感謝申し上げます。
会社の成長は、設備や商品だけで実現できるものではありません。毎日それぞれの持ち場で力を尽くしてくださる社員の皆様一人ひとりの存在があってこそ、今の会社があります。私たちは、社員の皆様を何よりも大切な存在であると考えています。
今回の「オシャレ会議室」のような取り組みも、単に見た目を整えるためのものではありません。少しでも気持ちを和らげ、安心して意見を交わせる環境をつくりたい、もっと自然にコミュニケーションが生まれる職場にしたい、そして皆様が働く時間に前向きな気持ちを持てるようにしたい。そのような思いを込めています。
職場環境は、毎日働く社員の皆様にとってとても大切なものです。緊張感ばかりが続く環境では、良い発想も、率直な対話も生まれにくくなります。だからこそ会社は、仕事に真剣に向き合いながらも、心に少し余裕を持てる空間づくりをこれからも大切にしてまいります。
皆様には、この会議室を通じて、部署や立場を越えた建設的な対話を深めていただきたいと願っています。ちょっとした相談や意見交換の積み重ねが、新しいアイデアや改善につながり、より良い会社をつくる力になると信じています。
これからも社員の皆様とともに、温かく、前向きで、活力ある会社を築いていきたいと思います。引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長〇〇〇〇
オシャレ会議室制度規程例
(目的)
第1条 本規程は、社員がリラックスした環境の中で円滑にコミュニケーションを図り、建設的な意見交換及び新たな発想の創出を促進するために設置するオシャレ会議室の運用に関し、必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 本規程において「オシャレ会議室」とは、通常の会議室とは異なり、硬い雰囲気を和らげ、社員同士の対話や発想を促すことを目的として整備された社内会議スペースをいう。
(設置方針)
第3条 会社は、オシャレ会議室について、次の方針に基づき設置し、運用する。
1.通常の会議室よりも、コミュニケーションが広がりやすい空間とすること。
2.社員が緊張を和らげ、自然な対話を行いやすい環境とすること。
3.会議、打合せ、意見交換その他業務上必要なコミュニケーションの活性化に資する空間とすること。
(設備及び環境整備)
第4条 会社は、オシャレ会議室において、快適性及び意匠性に配慮した家具、備品その他必要な設備を設置するものとする。
2 前項の設備には、業務上の会話を円滑にし、利用者の緊張を和らげることを目的として、高品質なチェアその他の什器を含めることができる。
3 会社は、オシャレ会議室の設置及び維持管理に当たり、業務遂行に支障のない範囲で、洗練された空間づくりに努めるものとする。
(利用目的)
第5条 オシャレ会議室は、次の目的で利用するものとする。
1.社内会議
2.打合せ及び相談
3.部署間又は社員間の意見交換
4.企画立案、発想創出その他会社が適当と認める業務上の利用
(利用上の遵守事項)
第6条 オシャレ会議室を利用する社員は、次の事項を遵守しなければならない。
1.施設、家具及び備品を丁寧に取り扱うこと。
2.私的利用その他業務目的に反する利用を行わないこと。
3.周囲に配慮し、他の業務に支障を及ぼさないようにすること。
4.室内の美観及び清潔を保持すること。
5.利用後は、椅子、机その他備品を所定の状態に戻すこと。
(会議運営上の留意事項)
第7条 オシャレ会議室における会議又は打合せは、リラックスした雰囲気を活かしつつも、業務上必要な範囲及び時間内で効率的に行うものとする。
2 会議の主催者又は参加者は、落ち着きすぎた環境により長時間会議となることのないよう、議題、目的及び終了予定時刻を明確にして運営するよう努めなければならない。
(管理責任)
第8条 オシャレ会議室の管理責任者は、総務部門の長その他会社が指定する者とする。
2 管理責任者は、設備の維持管理、利用状況の把握及び必要な改善提案を行うものとする。
(社内手続き)
第9条 オシャレ会議室を利用する場合の予約方法、利用時間、利用申請の要否その他運用上必要な事項は、会社が別に定める社内手続きによるものとする。
2 設備の新設、変更又は追加を希望する部門は、所定の様式又は方法により管理責任者へ申請し、会社の承認を受けなければならない。
3 管理責任者は、利用状況その他必要に応じて、運用方法の見直しを会社へ上申することができる。
(その他)
第10条 本規程に定めのない事項については、就業規則その他会社の定める諸規程による。
2 前項の定めによってもなお処理できない事項については、その都度会社が決定する。
(附則)
第11条 本規程は、令和◯年◯月◯日より施行する。
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代表社員 坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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