平成25年の大阪労働局による送検状況を示すイラスト。賃金不払いやサービス残業など労働基準法違反の増加に悩む労働者と資料を確認する担当者。
平成25年の大阪における労働基準法等違反の送検状況を説明する漫画。送検79件、前年比27%増、定期賃金不払い19件、サービス残業7件の内容を示している。
大阪労働局の平成25年司法処分状況では、労働基準法・労働安全衛生法等の違反による送検が79件となり、前年より27%増加しました。

【概要】

大阪労働局は、平成25年の司法処分状況をまとめました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.労働基準法、労働安全衛生法等の違反による送検が79件であり、前年に比べて27%増加しました。

2.労基法違反の内訳では、定期賃金の不払いが19件と最も多く、サービス残業が7件と続いています。

【意見・感想・解説】

今回は、大阪労働局による司法処分状況を取り上げました。

まず、司法処分に踏み切るということですから、通常は、重大かつ悪質で問題であると判断した事案になります。それが、増加傾向にあるのですから、深刻な状況といえます。

労働基準監督署の監督官は、法違反が重大・悪質であると判断した場合は司法警察員として捜査を行い、検察庁に送検する権限を有しています。従って、労働基準監督署への対応について、いいかげんですと、このように大きなトラブルにつながることがあります。

世間では、ブラック企業という言葉が飛び交うようになってきました。こうした状況もあり、労働基準監督署のチェックは厳しくなることが予想されます。

仮に、労働基準監督署の調査が入りましたら、誠実に対応し、仮に問題があれば、適切に是正するように心がけましょう。