平成23年度の東京労働局における精神障害の労災認定件数増加を示すイラスト
平成23年度の東京労働局発表による脳・心臓疾患と精神障害の労災請求・認定件数を説明する漫画
東京労働局の平成23年度発表では、脳・心臓疾患の請求は152件、精神障害事案の請求は208件となり、精神障害の認定件数も42件に増加しました。

【概要】

東京労働局は、平成23年度の脳・心臓疾患と精神障害事案に関する労災補償状況を発表しました。具体的には以下のとおりです。

1.脳・心臓疾患の請求は152件で、前年度比12件増加、8.6%増です。認定は37件で、こちらは前年度比19件(33.9%)減少しました。

2.精神障害の事案の請求件数は、前年度比29件(16.2%)上回る208件となり、認定件数も2件増えて42件となりました。

【意見・感想・解説】

今回は、東京労働局の労災補償状況を取り上げました。精神障害の労災認定件数が増加しており、この点は全国的な動きと同様となっています。

さて、精神障害の労災認定については、まずは昨年12月に施行された労災認定基準について、把握しておく必要があります。

この点については、私自身、過去3回セミナーを通じて説明しましたが、参加者の関心は、とても高いことが感じられました。法改正セミナーでも、この点は、時間をかけて説明する考えです。

精神障害については、その原因は、業務上、業務外、個体側に分かれますが、何といっても、業務上に起因する精神障害を防ぐことが、会社にとって最優先です。

従って、まずは、精神障害の労災認定基準を、しっかり把握しておきましょう。