長崎県の男性警部補が公用車内で女性部下の太ももを触り処分を受けたセクハラ事案を示すイラスト
長崎県警の男性警部補が公用車内で女性部下に近づき、容姿を褒める発言やメッセージ送信をめぐり処分されたセクハラ事案の漫画
公用車内で女性部下に不快感を与え、私用スマホで容姿や服装を褒めるメッセージを送った男性警部補の処分事案

【概要】

長崎県の、ある警察署勤務の男性警部補(40代)が、県警本部長注意の処分を受けました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この警部補は、公用車の中で部下の女性警察官の太ももを触りました。また、私用のスマフォから、女性の容姿や服装を褒めるメッセージも送信していました。

2.この警部補は「コミュニケーションのつもりだった」と話しています。

【意見・感想・解説】

今回は、セクハラで本部長注意処分を受けた事例を取り上げました。こうした不適切なボディタッチは、まさに典型的なセクハラです。

そして、女性の容姿や服装を褒めるメッセージをスマフォで送信する行為も問題です。

一般的には、「褒める」というのは適切な行為です。なぜならば、「褒める」ことは、相手の長所をみつけて相手に知らせることですから、褒められた方は自己肯定感が高まり、気分が良くなるためです。職場での良い仕事ぶりについては、積極的に褒めることが適切です。

しかし、身体つきを褒めることは、セクハラにつながるリスクがあります。性的な対象として、見ている面があるからです。

例えば、ニタニタしながら「君の足首は細くてきれいだね」などと言われ続けると、気持ち悪いですね。

褒めることは良いことですが、褒め方には注意する必要があります。

ハラスメント対策研修のご案内

今回のように、「コミュニケーションのつもりだった」という言葉で済まされない行為は、職場での信頼関係を大きく損ないます。坂本直紀の研修では、「どこまでが適切な関わりか」「どのような言動が誤解を招くのか」など、現場でよくある事例をもとに具体的に解説しています。

「意図がなければ問題ない」と思い込んでしまうことが、組織にとって大きなリスクになり得ます。管理職やリーダー層には、特に正しい知識と感覚の習得が求められます。

貴社の職場環境を守るためにも、ハラスメント対策研修の実施をご検討ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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