東京都水道局が残業代未払いで是正勧告を受けた問題を表すイラスト。職員の実態調査や労働基準監督署の指導を象徴する場面。
東京都水道局が残業代未払いで新宿労基署から是正勧告を受けた問題を説明する漫画風イラスト。未払い人数や金額は未公表で、3,000人以上の全職員を対象に実態調査する方針を示している。
東京都水道局は、残業代未払いをめぐり新宿労働基準監督署から是正勧告を受けました。未払いの人数や金額は公表されておらず、3,000人以上の全職員を対象に実態調査する方針です。

【概要】

東京都水道局は、残業代未払いにより、新宿労働基準監督署から是正勧告を受けていました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.該当する職員の数や残業未払い額については、公表されていません。

2.3,000人以上いる全職員を対象に、実態調査する方針としています。

【意見・感想・解説】

今回は未払い残業代に関して、取り上げました。どのような問題で未払い残業が生じたのか、明確にされていません。

考えられる原因としては、
・労働時間管理の不徹底、
・計算の不徹底(端数処理間違い、固定残業代の差額不支給など)
・管理監督者の取り扱い不徹底
などが考えられます。

いずれにしても、原因を究明し、再発防止に取り組む必要があります。

今回のように「労基署の是正勧告」となると、すなわち「法違反」ということになります。その結果、このように全職員への調査という問題も生じてしまい、ひいては、社内外への影響が大きくなってしまいます。

こうした問題となると、対応に苦慮しますので、やはり早めに労働時間管理の徹底などにより、未払い残業代解消に取り組むことが重要と言えます。

顧問契約サービスのご案内

未払い残業代の問題は、労働時間管理や賃金計算、管理監督者の取り扱いなど、日々の人事労務管理のわずかな不備から発生することがあります。

特に、労基署から是正勧告を受けるような事態になると、対象者の調査、未払い額の確認、再発防止策の検討など、企業にとって大きな負担となります。また、社内外への影響も避けられません。

こうしたトラブルを予防するためには、日頃から労働時間管理や賃金制度、就業規則の内容を適切に整備しておくことが重要です。また、万が一問題が発生した場合にも、適切かつ迅速に対応することで、影響を最小限に抑えることができます。

当法人の顧問契約では、未払い残業代をはじめとする労務トラブルの予防と、発生後の実務対応を継続的にサポートいたします。さらに、適切な労務管理体制を整えることは、優秀な人材の確保及び定着にもつながります。

人事労務のリスクを減らし、安心して本業に集中できる体制づくりをお考えの企業様は、ぜひ顧問契約をご検討ください。

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代表社員 坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員

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