市議会で副議長が女性議員にセクハラをしている様子を描いたイラスト
女性議員が副議長からのセクハラ
副議長からのボディタッチやSNSでの大量メッセージに悩む女性議員。被害を訴えたが、副議長は事情聴取前に辞職し、真相解明がなされなかった。

【概要】

宮城県のある市議会で、女性議員が副議長からのセクハラ被害を訴えました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1 市議会事務局によると、女性議員から議長と事務局に対し、副議長からセクハラを受けている、と報告がありました。

2 この女性議員は副議長から身体的な接触を受けたり、SNSで私的なメッセージが1日あたり最大9件送られてきました。

3 議長などは、副議長に聞き取りを行う予定でしたが、副議長は「一身上の都合」で議員を辞職したため、聞き取りは行われませんでした。

【意見・感想・解説】

今回は、市議会でのセクハラを取り上げました。市議会における権力構造を背景にしたセクハラといえます。

身体的接触、SNSによる大量の私的メッセージですので、事実であれば問題です。

議会の信頼性を大きく揺るがす深刻な事案です。

したがって、副議長が「一身上の都合」で辞職したことで、正式な調査や事実確認がなされないまま幕引きとしないように注意する必要があります。

事実を確認した上で、再発防止策(研修、ハラスメント防止に関するルールの整備)を適切に実施する必要があります。

ハラスメント対策研修のご案内

今回の市議会におけるセクハラ事案は、職場における権力構造が関係する典型的なハラスメントの一例といえます。
「身体的接触」や「SNSによる過度な私的連絡」は、受け手が不快に感じればハラスメントに該当する可能性が高く、職場の信頼性を損なう重大な問題です。
さらに、加害者が事情聴取を前に辞職してしまうことで、組織としての適切な対応が取られないまま、うやむやにされる懸念もあります。

このような事案を未然に防ぐためには、組織全体でハラスメントの正しい知識を持ち、行動指針を共有することが不可欠です。
坂本直紀の研修では、管理職や議員といった立場の方々にも必要な「正しい対応」と「適切な行動基準」を学ぶことができます。
再発防止・組織全体の信頼構築のために、ぜひハラスメント対策研修をご検討ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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