2013年の立川労基署調査で、職場のパワハラ経験が2割あることや相談窓口・就業規則などの対策状況を示すイラスト
東京・立川労基署のパワハラ調査について、職場でのパワハラ有無80%・過去16%・現在4%という結果と対策の重要性を会話形式で解説する漫画
東京・立川労基署の調査では、職場のパワハラについて「今も昔もない」などの回答が80%となる一方、「過去にあった」16%、「現在ある」4%で、合わせて2割がパワハラ経験ありという結果になりました。

【概要】

東京・立川労基署は、職場のパワーハラスメントに関する調査結果を取りまとめました。具体的には以下の通りです。

1.パワハラの有無について、「現在も過去もない」、「現在も過去もないとは断言できないが、少なくとも現在はない、また、過去もなかったと思う」が両方で80%になりました。

2.一方、「現在はないが、過去にあった」が16%で「現在ある」が4%で合わせますと20%になります。

3.パワハラ対策としては、「社内に相談窓口を設置している」が89%と最も多くなっています。次いで、「就業規則や社員の行動基準に規定している」が66%に及んでいます。

【意見・感想・解説】

今回は、立川労基署によるパワハラの調査結果について、取り上げました。

意外に、パワハラが発生していないようですね。ただ、労基署の調査ですから、「わが社ではパワハラが現在発生している」とは、なかなか回答しにくいことろもあると思います。

ただ、こうした労基署の調査にもかかわらず、2割も「過去にあった」「現在もある」としていることは注目されます。

そして、企業の対策としては、「社内に相談窓口を設置している」が89%と最も多くなっています。

社内相談窓口は、ハラスメント対策の基本中の基本というものです。この相談窓口は、パワハラに限らず、セクハラやメンタルヘルスの相談窓口も兼ねてもよいでしょう。さらに、必要に応じて、外部の相談窓口を置くこともあります。

そして、万が一、ハラスメントが発生したら、相談窓口で早めに対応し、大きなトラブルになる前に、適切な対策を講じることになります。勿論、相談窓口について、社内に周知することも重要です。